がむしゃらプロレスイベント試合:『おにぎり早食い大会』(皿倉山山頂特設会場)観戦記 (15.10.25 日) | Facebook

 

今年で3回目になる皿倉山のおにぎり早食い選手権。がむしゃらプロレスのリングが北九州最高峰に鎮座する絵面もすっかりおなじみになってしまった。

 

しかし、今年はなぜかとにかく寒い!昨年まではギリギリ半袖でも過ごせたのに、山中腹のスロープカー乗り場で順番待ちしていたら、上着の上から冷気が入りこんでくるような感じがして、ガタガタ震えていた。

 

昨年の轍を踏むまいと朝10時に家を出たのだが、結局ギリギリになってしまった。思った以上に山頂にあがる人が多かったからかもしれないが。

 

山頂につくと、ちょうどプロレス教室が終わるところで、何とか今年も試合には間に合うことができた。

 

▼チャレンジマッチ(30分1本勝負)

①×紅 vs ○七海健大

(9分25秒)

 

健大戦にこぎつけた紅。期するものは多々あったと思う。

 

ただ、がむしゃらプロレスは社会人プロレスなので、プロみたいに、〇番勝負が組まれることはまずない。ならば少ないチャンスをものにできない限りは、絶対上にはいけないともいえる。そもそもチャレンジマッチが組まれること自体が異例であり、七海健大たちがデビューした当時の試合数なら、そういうカードすら組まれる余地はなかった。

 

そんな中から這い上がってきた七海健大にしてみれば、紅にこうしたお膳立てされていること自体が特別扱いともいえるだろう。

 

だから、試合内容も非常にシンプルで、健大が使っていた技は、チョップとラリアットが主体。チョップは特に、格の違いを見せつける意味では使える技でもある。と同時に闘魂伝承という意味で、対戦相手の奮起を促す使い方もできる。

 

健大が意図したのは多分後者だろう。もちろん格の違いもイヤというほど伝わっていた。一発一発の破壊力が桁違いに違うのだ。

 

紅も頑張っていたと思うが、いかんせんチョップが手打ちで腰が入っていない。何度も立ち上がる姿を見せられた点では、MIKIHISA戦よりマシにはなっていたが、まだ難易度の高い技は受けさせられないとみた。

 

もし自分のスタミナに難があるなら、蹴り技は最初に出した方が良かっただろう。チョップ合戦に応じるより、得意の蹴りで健大を吹き飛ばすシーンが一回でもあれば、まだ印象入って変わっていただろう。

 

この試合だと、紅は格の違うチョップで勝負して打ち負け、スタミナが切れた段階で蹴りを出しているので、1%すら紅が勝つ絵を想像できなかった。やりようによっては七海健大を焦らす展開にもできたかもしれないのだが、やはり試合の組み立てと、ひとつひとつの基本的な完成度は低いといわざるを得ない。

 

試合後「コスチュームも作り直して出直してこい!」という健大の檄に紅がどう答えていくのか、今後を見守りたいと思う。

 

▼6人タッグマッチ(60分1本勝負)

②豪右衛門 & ○L.O.C.キッド & 鉄生 vs トゥルエノ・ゲレーロ & ×ジェロニモ & 久保希望

(12分42秒)

 

GAM1ではまさかの一回戦敗退を期した豪右衛門だが、小手先の技術よりその怪力や体重を利した怪物的方向に舵をとれば、まだまだいける素材だということを、この試合で証明できたのではないだろうか?

 

意外にもこの中で誰より目立っていたし、圧巻なのはエプロンサイドにいた久保をリング下から抱え上げ、そのまま投げとばすという、昔のロードウォリアーズみたいな離れわざをやってのけたことだった。

 

相手がプロとはいえ、なかなか投げにくい体型をしている久保を力任せにちぎって投げるとは!あれは豪右衛門か潜在能力の塊であることを思い知らされるには十分すぎるシーンだった。

 

パンチくんを倒して勢いにのるジェロニモの存在にはgWoもなかなか活路を見出しにくい試合展開の中、いきなり噴火した豪右衛門のパワーは、久保を戦闘不能にしてしまった。

 

驚異の新人ゲレーロが霞むくらいの大インパクトで、流れを完全に引き戻したgWoはそのままジェロニモを仕留めてしまった。タッグ戦線に関してはgWoとして年内に絡むことはないものの、豪右衛門が名乗りをあげた日にはタダじゃ済まないだろうなあ。

 

▼GWAヘビー級選手権 前哨戦(30分1本勝負)

○TA-KI & 陽樹 vs ×MIKIHISA & 林祥弘

(10分58秒)

 

GWAヘビー級前哨戦として組まれたカード。鉄生と違い元来因縁があるわけでない陽樹と林はここで何らかのメッセージを相手に刻んでおく必要がある。

 

しかし、この中では段違いにキャリアの浅いMIKIHISAが何気に試合のキーマンになっていてびっくり。今までは受けに回ると脆い印象があったけれど、耐性がついてきたのか以前ほど危機的な感じがしない。そして不利な状況を鋭いキックで脱していくあたりに、成長のあとがみえた。まだまだヒールとしては荒削りだが、ここまではヒール転向が吉とでているように思う。

 

もちろんタイトルマッチを控えたTA-KIも動きは悪くない。TA-KIと陽樹は、そもそも元・GWAタッグ王者だったので、連携に関してはgWoより一日の長がある。

 

そうなるとどうしてもMIKIHISAが捕まり、負けるのは仕方ないのだが、少しずつそれが当たり前ではなくなりはじめている、そんな気がしてきた。やはり誰彼もいきなり鉄生や豪右衛門、ゲレーロみたいに鮮烈なデビューができるわけではない。

 

成長を楽しみに試合が見られるという点ではMIKIHISAや紅には思い入れが持ちやすい。進化のスピードは人それぞれなんで、今日の試合を糧にまた進化した姿を我々にみせてほしい。

 

結果だけみるとチーム凱対gWoは一勝一敗のタイで11月のビッグマッチを迎えることになった。コンディション的にはどの選手もよさそうにみえたので、ますます楽しみになってきた。

 

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